従来型のパーソナルトレーニングはトレーナーの指導を「受け身」という形で受け、とりあえず言われた通りにすれば「痩せる」「引き締まる」「美しくなる」などの目標をトレーニング指導を受けている期間中に達成することが出来ますが、トレーニングセッションを受けている期間を卒業(終了)して、しばらくするとやっぱり「リバウンド」しっちゃう。「パーソナルトレーニングを受けている間はできたのに、一人になるとできない、、、」と悩む方が多いです。どうしてでしょう?、、、それはそもそも自分の身体をあまりわかっていない状態で「受け身」で指示された通りに動いたからです。効果が出たのは知識や経験を持つ指導者が適切な指導をしたからです。しかし自分の身体の「感覚」を理解していない状態で機械的に運動やダイエットを続けると「本当に効いているのかな」と疑問が湧いてきて、効いている感がない&励ましてくれるトレーナーがいないからモチベーションが下がり→面倒臭くなって、最終的にやめてしまいます。
もちろんプロのトレーナーと一緒にトレーニングするとモチベーションが上がるし、良い意味でムチを打ってくれるからエネルギーも高くなり効果が出やすいです。ただ、自分の身体の感覚を理解していないままで、この「受け身型」トレーニングだと永遠にトレーナーに「依存」してしまいます。では身体の「感覚」って一体何でしょうか?
本当のトレーニングは「感覚」から始まる。
触覚・嗅覚・視覚などの五感とはちょっと違い、僕が思っている身体の「感覚」というのは、今の自分の身体の状態を正確に「感じ取る力」、そして今の状態を改善するにはどうしたら良いのかという身体のニーズを「読み取る力」を意味しています。
この「感覚」を言葉で表すのは少し難しいですが、例えば椅子に座って、目を閉じた状態で身体の隅々まで静かに意識を向けると「お尻の右側が椅子に沈んでいる」、「左肩と首が突っ張っている」「呼吸が浅くて、お腹に変な力が入っている感じがする」といったものです。また「なんとなくほうれん草食べたい」、「夕飯はおにぎりだけにしようかな」、「塩っぽいものが食べたい」というのも「感覚」になります。
でもこれってトレーニング・ダイエットに関係あるの?と思うかもしれませんが、、生まれつきでみんなはこの感覚に備われています。子供たちは社会の決まりやプログラミングを受けていないから思うがままに動き、素直です。多くの子供が長時間じっとしていられないのはこの姿勢は身体にとって不快だからです。そして不快になったらそれを戻すにはどうしたら良いどう動けば良いって子供は直感でわかるから自然にその動きをして、無意識に身体のバランスを取り戻します。動物もそうです。ただ、就学して社会人になると生活を送るためにこの自然な感覚を知らないうちに抑えてしまい、だんだん退化していきます。そして気づいたら肥満、腰痛、肩凝りや緊張型頭痛などの不自然な姿勢やライフスタイルから生まれる身体の不具合が出てきます。
「感覚を研ぎ澄ませる手助けをします♪」
僕が行うパーソナルトレーニングの基本となるところはこの「感覚」を思い出す&養うことです。ヨガ・体操・ウェイトなど様々な分野と独自道の方法を活かした身体の「感覚」を覚えさせると同時に「痩せる」、「美しくなる」、「快適な自分」に変身するためのスキルを身につけさせ、最終的に自信を持って独立できるようにするのが僕のメソッドです。僕のパーソナルトレーニングは「指導」のではなく「学び」です。
